apprenticeship あまり聞いたことがないかもしれません。
日本語で言うと「見習いの仕事・期間」を意味します。
私は帽子がとても好きです❤
最近でこそ、おしゃれに帽子を楽しむ人が増えてきた印象もありますが
やっぱりまだまだ、帽子は日よけまたは防寒用の物として見ている方が多い？？
のかな・・・と思います。
帽子は特別なものでもなく、でも特別な物にもなる魔法のようなもの❤と個人的には思っています。
なぜここで帽子の話かと言いますと・・・
apprenticeshipの話なんです（＾＾；）
もともと帽子好きなのですが、英国にいた時、帽子がとても身近な存在でもあり、
特別にもなりうるアイテムだと思いながら、素敵な帽子屋さんをいつも眺めていました。
ファッションとしての帽子を英国で学ぶチャンスはないかな？と思っていたのですが
ある時、何か情報が得られるかもしれないと、大人しい私にしてはエイヤッ！
いつも通りから眺めていた帽子屋さんのドアを開け、店主の方にそんな私の真っ直ぐな（＾＾；）
気持ちを伝えました。その方は、帽子はファッションの一部だから、学びたいのなら帽子だけでなく
ファッションをトータルに学ぶ方がいいだろうし、学校も帽子だけと言うところはないわね・・・と。
そうだよね・・・
でも、帽子だけってダメ？
すると、その方がapprenticeshipの話をしてくれました。なに？apprentice? apprenticeship?
話が分かったような、半分よく分からない様な・・・
友人にその話をすると、とてもいい話だと言います。昔はapprenticeshipは結構あったけど
今はあまり聞かない。学校へ行くなら当然学費を払う事になるが、apprenticeshipは専門家の現場で
直接教えてもらいながら無料で学べるし、賃金はなし（またはとても少ない）だけど
滅多にない機会よ！しかもそれは、Akemiの情熱が伝わったからこその話よ！
私が掛け合ってあげる、と。
彼女は電話で私を推薦してくれました（＾＾；）
あっという間に話が進み、お店ではなく帽子店オーナーのアトリエ兼自宅に毎日通うことになりました。
オーナーPamelaのアトリエ兼自宅へは、先輩apprentice(見習い）のAnnaが私を家まで迎えに来て
帰りも送ってくれることに。彼女との道中も楽しかった！
彼女の愛車と一緒に撮った写真じゃないのが残念！
倹約しながら、いつか自分のお店を持つのが夢なんだと頑張っていたAnna
きっと今は夢をかなえたことでしょう。あれからどれくらい月日が経ったんだろう・・・。
彼女はapprenticeshipを経てPamelaのassistantになりました。
アシスタントになればお給料は出ます。
残念ながら、私はそこまでいかないうちに不本意ながら帰国となり（ーー；）
・・・今に至る・・・（＾＾；）
数年ごとに英国を訪ねるのが私の楽しみになっていますが（現在はコロナ禍によりお預け・・・）
ある時、大好きなBathのマーケットでとても素敵な椅子を見つけました。
お人形の椅子ですか？と出店していた男性に聞くと
そうだよ。もともとはapprentice chairなんだよ。
えっ？apprentice chair?
もしかして、まだ見習いの人が技術を習得する為につくったものですか？
おお！久しぶりに聞く”apprentice ワード”（＾＾；）
速攻で購入！ どんな人が作ったんだろう？頑張って技術を習得して下さい！
機内持ち込みにして持ち帰りました！（25年位前の話ですが）
今は、今年の誕生日に私と日本語を学習しているAndyからもらったTeddy Bearくんが
座っています（＾＾）❤