子どもの頃好きだった絵本はありますか?
「ぐりとぐら」や「そらいろのたね」は自分の幼少期を思い出させてくれます。
幼い頃家にあったその絵本は、いつの間にかなくなってしまいました。
引っ越しや学年が上がるにつれて、処分されてしまったのかもしれません。
大人になってからは「ぐりぐら」は遠いところに行ってしまったままでしたが、
何だか昨年、急に思い出したようにその絵本を手元に置きたくなりました。
子どもの時はもちろん日本語で読んだものですが、そうだ!英語版ってあるのかな?
ありそうだなと検索してみました。
「ぐりとぐら」英語版を手にして、すぐに読んでみました。
幼い時にワクワクした気持ちがよみがえってきました。
「そらいろのたね」英語版もグイグイ吸い込まれました。
子どもの時そう思ったように、私もそのおうちに入ってみたいな。そらいろのおうちって素敵!
大人になった今、当時とちょっと違う感じ方もありました。
絵本って子どものための物だけじゃないって改めて思います。絵本って素敵!おもしろい!
このことについては、また別の機会に書けたらいいなと思います。
今回はimaginationについてです。
絵本の良さの一つは、想像力を豊かにしてくれることだと思います。
「ぐりとぐら」は野ネズミの双子の兄弟、ぐりとぐらのお話。
シリーズ化されてたくさんお話がありますが、特に好きなのが1作目のあの「大きなたまご」のお話です。
私はお菓子作りが好きで、よく作ります(^^)❤ 食べるのも好きです❤
もしかしたらその原点は「ぐりぐら」かもしれません。
ぐりとぐらは別段物凄く特別なものを作っている訳ではないけれども、とても特別な時間を過ごしています。
身近にあるもので、時には森で調達して、自分たちで作り、お友達と分けっこします。
これが好き!
ある日大きなバスケットを持って森で木の実などを拾っていると、大きなたまごを見つけます。
その大きなたまごで何を作ろうか?
目玉焼き?お月様みたいに大きな目玉焼き?
卵焼き? マットレスみたいにふわっふわかな?
最終的にはカステラを焼くことにします。
でもこんなに大きなたまごはバスケットには入らないし、簡単には運べない。
さて、どうする???
いったん家に帰って道具を準備し、森の中で作ることにします。その工程も楽しい!
できない、無理ではなくて、どうしたらできるかな?
色々考えるって、つまり想像力が働くかどうかですよね?
ぐりとぐらの想像力、工夫、行動力が自分たちだけでなく、森の仲間たちと素晴らしい時間と空間を
共有して楽しい一日になる。
最後は大きなたまごの殻を車にして道具を中に入れ、家に帰っていく。
最後までたのしい気持ちがが続きます。
5月22日まで新潟市美術館にて「宮城県美術館所蔵 絵本原画の世界2022」が開催中です。
あと数日しかないですが、オススメです。早くから楽しみにして前売り券を購入し、見てきました。
「ぐりぐら」はもちろんですが、多くの原画を十分に楽しんできました。
知らなかった作品もあり、主人とあれこれ検索してみました。
その中で素敵な絵本を発見したのでご紹介しますね。
早速購入。お話しも絵もとても気に入りました。
どんなお話しか、ですか?
想像してみて下さい(^^;)
仕事の合間に「ぐりとぐらのおおそうじ」で登場する「にんじんクッキー」を作ってみました。
少し残っていたチョコチップも入れました。レーズンでもよかったかな?
にんじん入りのクッキーって人参嫌いの子どもからしたら、え~っ!でしょうか(^^;)
美味しい!!!
にんじんクッキーの味、想像してみて下さいね(^^)❤
絵本の話ではないですが、imagination繋がりでもう一つ。
新津美術館でつい最近終了した「MINIATURE LIFE展2」もimaginationたっぷりでした!
ユーモアのセンスと、決まりきったものの見方ではなく柔軟なものの見方に魅了されました(^^)