Christmas pyjamas

イギリス英語とアメリカ英語では、同じものをさしていても単語の綴りが違うものや
そもそも言い方が違うものは結構あります。
タイトルにした「パジャマ」はイギリス英語は pyjamas、アメリカ英語だと pajamasです(^^;)
「色」はイギリス英語 colour、アメリカ英語 color
ちなみに「ねずみいろ・灰色」はイギリスでは、gray(アメリカ英語)よりも grey

綴りではなく、そもそも同じものだけど違う言い方をするものとしては
例えば「映画館」はイギリス英語 cinema、アメリカ英語 movie theater
「電気掃除機」イギリス英語 hoover、アメリカ英語 vacuum cleaner
「エレベーター」イギリス英語 lift、アメリカ英語 elevator
日本では「クッキー」も「ビスケット」も使われますが
英国ではbiscuits、アメリカのそれはcookiesで、biscuitsは別のものをさすんだって・・・(^^;)

知らないと厄介なのが・・・

「1階」イギリス英語 ground floor、アメリカ英語 first floor
「2階」イギリス英語 first floor、アメリカ英語 second floor
「3階」イギリス英語 second floor、アメリカ英語 third floor
よく笑い話みたいに言われますが、英国で待ち合わせをする時にこれらを知らないと
お互いに違う階にいて、相手がいつまでたっても来ない!とイライラすることになります(^^;)
英国では1階は「地面にあるところ」だから ground floor
「そこから一つ上がる最初の階だから」2階が
first floorになります(^^;)

話をタイトルの「パジャマ」に戻しますが(^^;)
もともと「パジャマ」という言葉は英語ではないことをご存知ですか?
元はヒンディー語に由来する様ですが、インドの足首までのゆったりとしたズボンを指すのだそうです。
19世紀頃インドにいた英国人が寝巻として着るようになったところからこの言葉を使うようになりました。
ちなみにpyjamasと複数形になっていますね。パジャマの上下がセットなのでpyjamas

以前、Liverpoolの友人の実家でChristmas dinnerに招待されたことがありました。
美味しいお食事を頂き、共に過ごす楽しい時間、みんなの笑顔がとても印象的でした。
もうそろそろ失礼する時間だと思っていたところ
友人のお母さんがパジャマを一人ひとりに配り始め、
私と主人、息子にもパジャマを渡してくれました。
「ん?泊まるという話ではないよね・・・え??」
聞いてみると「帰ったら直ぐに寝れるじゃない?笑」  あ~なるほど!(^^;)
「帰ったら直ぐに寝れるくらい、ゆっくりしていきなさい」とも。

合理的な意味合いだけでなく、それくらい「気兼ねなく、くつろいで楽しんでいってね」
という意味だと思い、とても感激しました。
その後たまたまクリスマスの伝統について調べていたところ、このChristmas pyjamasは
家族でChristmasを過ごす伝統の一つだと知り、私達を「家族」として受け入れ
全家族同様にパジャマを新調していてくれたことに、更に感動しました(^^)

このChristmas pyjamasは家族みんなでお揃いにすることが多いようです。
そういえば欧米のショップでよく見かける!
ちなみに写真のパジャマは、友人のお母さん曰く
「Akemiは小柄で(英国の大人)サイズがないから、あなたのだけデザインが違ってるけど
(^^;)ごめんね~」

「サンタさんに会いたい!」となかなかベッドに行かない子どもを諭すべく
「家族みんなで早く寝ましょうね」の意味合いもあるのだとか!?
家族みんなで寄り添い、心を一つにするって素敵ですね❤

 

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