English Breakfast

我が家では、日曜日の朝は大概English breakfastで始まります(^^)❤
懐かしいのと、平日はさらっとしか朝ご飯を食べない家族のために、遅めの日曜日の楽しみでもあります。

English breakfast-英国式朝食-
とは言っても、これを自宅で日頃から食べている英国人は、ほとんどいないかな・・・(^^;)
では英国人は食べないのかと言えば、食べます!
多分みんな大好きまたは好きだと思われます(^^)❤

忙しい現代社会では、朝はシリアルかトーストの家庭がほとんどです。
家庭では作らなくても、町中にあるお店でEnglish breakfastを楽しむ人が多いようです。

English breakfastはシリアルやトースト、ジュース、ミルク、紅茶などの他に
カリカリに焼いたベーコンやソーセージ、目玉焼きやスクランブルエッグの様な卵料理
そして場合によっては、焼きトマトや焼いたマッシュルーム、
それからベイクドビーンズ!!! が、一皿に賑やかにのります(^^)
これらすべての場合Full English breakfastと言いますが、好みやベジタリアンかどうか、地域などによっては
外したり、別の物を加えたりもします。

我が家はみんなEnglish breakfastが大好きです。
イギリスのベーコンは日本の物より厚くて、赤身が多いかな?ソーセージも「お肉」って感じ。
 
私のかつてのホストマザーは私がEnglish breakfastが好きなのを知っているので、日曜日の朝の定番でした。
地下にあるキッチンから立ち昇る、このベーコンとソーセージの焼ける匂いが素晴らしく、
「待ちきれない!」気持ちを抑えつつ、いつも楽しみにしていました。

卵料理は、目玉焼きならfried egg(アメリカ英語 sunny-side egg)
炒り卵はscrambled eggs ゆで卵 boiled egg  他にはpoached eggもありますね。
お店で注文したり、旅先のB&Bなどで聞かれたら、好きなものを頼んでみて下さい。

ベイクドビーンズは白いんげん豆をトマトソースと砂糖で煮たもので、英国ならどこのスーパーでも
缶詰が売られているので、とても手軽です。

日本のスーパーではどこでもというわけにはいかないのですが
海外の食料品を扱うお店で調達していました。ところが最近、それすらも手に入らなくなったので
少し困っています。これがあるとないとでは、全然違うんだけどな・・・

初めて英国を一人旅した時に色んな発見がありましたが、B&Bで食べたEnglish breakfastも然り。
トーストは物凄く薄くて、カリカリ。それがトーストスタンドで運ばれてくる。

このトーストスタンドは両サイドにegg standがあり、スプーンが置けるようになっています。

写真のトーストは薄くなさそうに見えますが、実際英国のトーストは「ラスクか!?」と思うほど
薄くてカリカリです(^^;)B&Bやホテルでは、写真のように三角形ででてくることも多いですね。

飲み物は我が家はもちろん、全員紅茶です。
日中仕事の合間や疲れた時にコーヒーを飲むことも多いですが、一日のスタートと
外から帰宅した後は必ず紅茶です。
マグにたっぷり入れた紅茶で、体が温まり気持ちも穏やかになります。
またEnglish breakfastのような油の食事をとる時にも、紅茶がさっぱりと脂分を消化してくれる
ように思います。

Boiled eggでビックリしたのは、ホームステイしてからです。
ホストファミリーのゆで卵の食べ方は、それまで自分が日本で食べていたやり方とは全く違い
とても上品に見えて、衝撃でした。同じようにやろうとしても、初めててやる私のその食べ方は
とてもぎこちなく、スタンドに立てた卵をナイフで一撃、カツンとヒビを入れるのですが
鍋から出したばかりの卵は、熱すぎて押さえられないし、押さえないと一撃を与えられなくて
充分なヒビが入らない。それでも手を使っては殻をむかず、ナイフで上部を切り落として
スプーンですくって食べます。なので、固ゆでではなく、半熟がベストです。
何事も経験ですね(^^;)

大抵のEnglish breakfastを食べれる英国のお店は、とてもフレンドリーで地元の人達に愛されている所が多く、
以前の様に安心して旅行が出来る日が戻ったら、親しい友人達と懐かしい味のお店を訪ねていきたいものです。

 

 

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